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ビタミン摂取で受動喫煙から身を守ろう!
受動喫煙とビタミンの効果
受動喫煙とは、自分はタバコを吸っていなくても、周りの人が吸うタバコの煙である副流煙を吸い込んでしまうことです。この副流煙は実際にタバコを吸うのと同等、またはそれ以上に体に悪いとされています。
残念ながら日本では分煙や禁煙が進んでおらず、多くの人が他人から健康の害を受けてしまっています。
規模の小さいアメリカの調査をもとにしたものですが、受動喫煙の人が1日にビタミンCを500mg摂取することで、血中の有害物質を減らすことが報告されました。これから更なるリサーチが必要とされますが、喫煙者はビタミンCを多く使ってしまうという事実を考えると受動喫煙への効果も納得できるところです。
日本の栄養所要量でも喫煙者は多めのビタミンCを多めにとるように記載されています。タバコを吸うと、腸壁からのビタミンC吸収率が低下するうえに体内でのビタミンCの代謝が早まります。
適量のビタミンC摂取後、利用されないまま尿中に排出されるビタミンCの割合は、非喫煙者では約10%ですが、喫煙者では約30%にも及びます。
また、体内に常時貯蔵されているビタミンCのうち、代謝に使われる量をみると、非喫煙者45~60mg、喫煙者67~90mgと差があり、喫煙でビタミンCの消費が増えることがわかります。
実際に血中のビタミンC濃度を測定すると、喫煙者は非喫煙者に比べ40%も低いのです。 タバコの害は多々ありますが、せめてビタミンC不足が加わらないように積極的な摂取を心がけましょう。ビタミンCの摂取でタバコの害がなくなるわけではありませんが、スモーカーのビタミンC不足は、体にダメージを与えてしまうからです。
ビタミン摂取で受動喫煙から身を守ろう!